<< 12-2-9 財産目録の作成 
12全表示
12-3-2 課税遺産総額の計算(STEP1) >>

 

 

    文字サイズ変更

  • 小サイズ
  • 中サイズ
  • 大サイズ

 

12-3-1 相続税の計算の概要


(1)相続税の計算の概要
相続税の計算方法は少し複雑ですが、段階を追っていくことで計算することができます。具体的には、次の3つのステップで計算します。


STEP① 課税遺産総額の計算
最初に、相続財産のうち相続税の課税対象となる課税遺産総額を計算します(【課税遺産総額の計算(STEP1)】)。


STEP② 相続税の総額の計算
次に、課税遺産対象総額に基づいて相続税の総額を計算します(【相続税の総額の計算(STEP2)】)。
相続税の総額は、単純に課税遺産対象総額に比例するのではなく、いったん各相続人が課税遺産対象総額を法定相続分に従って相続したものと仮定した場合の各相続人の相続額を計算し、これに所定の税率をかけて各相続人の仮の相続税額を計算し、その相続税額をすべて足し合わせるというプロセスを取ります。


STEP③ 各相続人の相続税額の計算
最後に、相続税の総額を実際の相続割合に応じて各相続人に割り付けることにより、相続人それぞれの相続税額を計算します(【各相続人の相続税額の計算(STEP3)】)。

このように、相続税額の計算は一見複雑なステップで計算されますが、要するに、
①相続人1人あたりの相続財産が多い場合により多く課税する(担税力の高い人に課税する)
②どのような遺産分割を行うかは相続人の自由であることから、相続税の総額が遺産分割の結果の影響を受けないようにする
③相続人間の公平の観点から、相続人間の相続税の分担は実際の相続額に従う
という要請を同時に満たすように組み立てられた計算方法と考えられます。

これから、それぞれのステップについて詳しくご説明します。



 

Copyright©わかる相続 All Rights Reserved.