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4-2-2 法定相続分

 

(1)相続分とは

相続人の間における相続財産の承継割合を「相続分」といいます。
相続分には、法定相続分と具体的相続分があります。


(2)法定相続分とは

法定相続人が取得するものとして民法が定めた相続財産の割合を「法定相続分」といいます。法定相続分を、【寄与分】【特別受益】で調整したものが具体的相続分です。法定相続分が相続分を決める際の基本となるので、ここではまず、法定相続分について説明します。


(3)法定相続分の定め

法定相続分は、以下の通りに定められています(民法900条)。

 

①直系卑属(子、孫など)(第1順位)が
   法定相続人の場合
直系卑属 1/2
配偶者 1/2
 

 

 

② 直系尊属(父母、祖父母など)
   (第2順位)が法定相続人の場合
直系尊属 1/3
配偶者 2/3
 

 

 

③兄弟姉妹、甥姪(第3順位)が
   法定相続人の場合
兄弟姉妹、甥姪 1/4
配偶者 3/4
 


(4)血族相続人又は配偶者がいない場合

法定相続人が配偶者のみの場合(すなわち、血族相続人がいない場合)、配偶者がすべて相続します。 逆に配偶者がいない場合、すべて他の法定相続人が相続します。


(5)具体例

【法定相続人の太郎さんの相続の例】で、花子さんと小太郎さんの法定相続分は、それぞれいくらでしょうか

② 太郎さんの遺産分割

太郎さんが思いがけず病気で亡くなりました。


これから太郎さんの遺産分割協議をします。
4-2-4a
結論 ①法定相続人
太郎さんの法定相続人は、
花子さんと小太郎さんの2人です【法定相続人】

②法定相続分
太郎さんの法定相続分・ ・ ・ 1/2
次郎さんの法定相続分・ ・ ・ 1/2

 

解説 配偶者である花子さんと直系卑属である小太郎さんによる相続の事案です。
直系卑属が法定相続人となる場合、配偶者と直系卑属の法定相続分は、
それぞれ2分の1ずつとなります

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