5全表示
5-2-1遺言書の有効性が問題となる場合 >>

 

 

    文字サイズ変更

  • 小サイズ
  • 中サイズ
  • 大サイズ

 

5-1-1 有無の確認


(1)遺言書の有無を確認する必要性
相続の手続は、以下にご説明する通り、遺言書が存在する場合と存在しない場合とで大きく異なります。従って、遺言書の有無は、重要な確認事項です。

(2)遺言書が存在しない場合
遺言書が存在しない場合は、相続人の間で遺産分割協議を行い、相続人の合意により誰がどの財産を相続するのかを決定します。
遺産分割を行う際には、相続人それぞれの法定相続分が原則的な基準となります。

(3)遺言書が存在する場合
遺言書が存在する場合、一般的には、遺言者が相続財産のすべてについて、どの相続人がどの相続財産を相続するのか、分割方法の指定が具体的になされています。そのような場合は、遺産分割の合意は不要です。
もっとも、遺言書があっても、(何らかの事情により)相続人がこれと異なる内容の遺産分割の合意を行うことは可能です。相続人が遺言の内容と異なる遺産分割の合意を行った場合、遺産分割の合意が優先します。

(4)遺言書の有無の確認方法
自宅内の大事な書類をしまっておく場所や、銀行の貸金庫など、考えられる場所を一通り探します。親族が預かっている場合も考えられます。
公正証書遺言を作成した場合は、遺言書が見つからない場合でも、公証役場や遺言書の作成に関与した専門家に問い合わせることで遺言書の内容を知ることができます。




このサイトの構成について
上記にご説明した通り、相続の手続や、相続人の権利は、遺言書が存在するか否かによって大きく異なります。
従って、このサイトでも、遺言書が存在する場合【10 遺言執行】)と遺言書が存在しない場合【9 遺産分割】)に分けて説明していますので、あてはまる方の説明を参照してください。


 

Copyright©わかる相続 All Rights Reserved.